【2019年】オレゴン州の運転免許の筆記試験 対策や費用など

生活

いよいよ、運転免許を取りに行くことを真剣に考えねばならなくなりました。
車を運転する必要もなかったのですが、日本の運転免許がとうとう切れてしまったためです。

こうなると、急に帰国という時に日本で運転ができなくなってしまうのですよね。
在米が長い日本の方に聞いたら、帰国する前にアメリカで国際運転免許を発行してもえば大丈夫とか。

写真付きの州のIDを求められる機会も多いので、オレゴンの運転免許をとることにしました。

筆記試験を受ける流れ

運転免許を取るには、DMV(Driver & Motor Vehicle Services)というところで手続きをします。

運転免許を取るのに必要な書類

グリーンカードがある人の場合

  1. グリーンカード
  2. 現住所を確認できる書類
  3. グリーンカードと名前が違う場合は、名前を変更した際の証明

(2)の現住所を確認できる書類には下記のものがあります。

  • 給与明細(住所が記載されているもの)
  • ガスや電気などの光熱費の請求書(自分の名前で現住所に届いているもの)

どちらも無い場合は、銀行や役所等から送られてきた書類などでも、住所が記載されていれば大丈夫な場合があります。
かなりたくさんの種類の書類が対象となっているので、どれにも当てはまらないという方は、下記のページのGroupCを確認してみてください。

Oregon Department of Transportation : Required Identity Documentation : Oregon Driver & Motor Vehicle Services : State of Oregon
Types of documentation needed to provide identity

グリーンカードが無い人の場合

  1. パスポート
  2. 最新のI94(米国出入国記録)
  3. 現住所を確認できる書類

他にも提出ができる書類がありますが、日本国籍の方はこれが準備できれば大丈夫かと思います。対象とならない場合は下記のページのGroupDを参考にしてみてください。

Oregon Department of Transportation : Required Identity Documentation : Oregon Driver & Motor Vehicle Services : State of Oregon
Types of documentation needed to provide identity

ちなみにI94はウェブ上で記録を見たり印刷したりすることができます。

I94 - Official Website
I-94 is a place for U.S. visitors to find travel records

書類と筆記試験を受ける準備ができたら、DMVに行きましょう!!

整理券をとる

まず、入り口にある整理券を取る。

これ、すごく重要です!!

整理券を取っても2時間くらい待ったので、取らなかったらどうなることか。

とにかくDMVに入ったらまず整理券をとりましょう。

受付の人に運転免許を取りに来たと伝える

DMVでは、運転免許ではない写真付きのIDを作ったり、自動車の登録などもできるため、まずは受付で運転免許を取りたいと伝えましょう。

DMVのページには、日本語での試験に対応と記載があったのですが、この時に何も伝えなかったため、筆記試験は英語になりました。
以前は、試験を受けるパソコンで言語の切り替えができたようなのですが、私が受けた試験でそのような切り替えボタンは見当たりませんでした。

筆記試験を日本語で受けようと考えている方は、受付の時に確認しておくことをおすすめします。

目の検査と書類の記入

私の行ったDMVでは受付の人がそのまま目の検査をしてくれました。

何が書いてあるか読むのと、目の横にあるライトの点滅がわかるかどうかを聞かれます。

その後書類を渡されて、整理番号を呼ばれるまでに記入を終わらせておくようにとのことでした。

書類に記入すること

書類には、ソーシャルセキュリティーナンバーと身長・体重を記載する欄があります。
実は、現地でソーシャルセキュリティーナンバーをど忘れしてパニックに・・・

身長はフィート、体重はパウンドで書くことになるので、これらの情報とともにメモをしておくことをオススメします。

筆記試験の試験料は$5

その日が混雑していたのかどうかわかりませんが、2時間ほど待ってやっと本当の受付に呼ばれました。

ここでは、現住所が正しいかどうかが確認されるので、住所が書いてある給与明細などを忘れずに持参してください。自分の名前と住所が書いてあるのであれば光熱費の請求書などでも大丈夫です。

記入した用紙を入力してもらい、$5支払うと申請用紙を返してくれて、試験を受けるパソコンの番号を教えてくれます。パソコンの前に座って筆記試験を受けるのですが、筆記試験はDMVが閉まる時間よりもかなり早めに受付が終了してしまうので、注意が必要です。

8割で合格。わからない問題はスキップ

問題の8割ができた段階で試験は自動的に終了します。

わからない問題は飛ばすことができます。
書いてある英語の意味が微妙にわからなかったり、答えが曖昧な場合はスキップを選択するのが無難です。
飛ばした問題は最後の方にもう一度出てくるそうですが、私の場合飛ばした3問が出る前に試験が終わりました。

オレゴン州運転免許の筆記試験対策

まず教本をしっかりマスターする

筆記試験対策で一番にすることは、DMVにおいてある教本を読むことです。
これは、DMVのウェブページからもダウンロードできます。
私はダウンロードしたPDFをスマホに入れて、隙間時間に読むようにしました。

試験問題は、この教本にある練習問題の中からでることがあるので、練習問題をやってみて曖昧なところは戻って読み返すを繰り返しましょう。

ネットにある問題にチャレンジ

ネット上では無料でできるクイズもあるので挑戦してみても良いかもしれません。

本番の試験は3択なのですが、私が挑戦したものは4択になっていて、かなりマニアックな問題もありました。正解できないことが多くて、かなり落ち込みました。
落ち込んで不安になったりしてしまったのですが、今思うと教本だけしっかりやっていれば筆記試験を受けるのには十分だったかなと思います。

FREE Oregon DMV Permit Practice Test 2018 | OR

Kindleを使って問題集をやってみる

AmazonのKindleのコーナーにはいくつか問題集があります。
ダウンロードしてざっと目をとおしてみるのもいいと思います。

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Instruction Permitの免許証で路上へ

試験に合格したかどうかはその場でわかります。
筆記試験が終わったら、申請用紙を持って別の受付に行くと試験に合格したという印をつけてくれます。
そこで、Instruction Permitの免許証を発行してもらうために$23支払います。

Instruction Permitの免許証は、運転免許を持っている大人が隣に乗っていれば運転しても良いという免許証です。こちらは2年間有効。見た目は普通の運転免許証とかわりません。

お金を支払ったら、写真をとって白黒で印刷された、仮の免許証を発行してくれます。
なので、だれか運転免許を持っている大人の付き添いがいるのであれば、DMVからそのまま運転して帰っても良いそうです。
アメリカらしい合理的さですね。

1週間ほどで、Instruction Permitの免許証が届きました。

運転免許のドライバーズテストは、別途予約が必要です。
試験を受けられる自信がついたら、DMVで予約を取って試験を受けることになります。

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